ササキンローズ（2019年生、母リアクションレート）

ササキンローズ（2019年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時16歳）と交配したリアクションレートが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシグラップファーム。2021年のプリンセスカップ(牝M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐々木均によって330万円で落札された。

佐野謙二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

9月7日、デビュー戦は高野誠毅騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は411kg。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月6日、中3週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の161.5万円以下（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るフィネスクチュールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月14日、中5週で迎えた3戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレディーアーサーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のヤマノリアル・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3歳（2022年）

1月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのシンデレラオープン（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

3月11日、中6週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、チャールストン賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷内貫太騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のガーネットスター特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷内貫太騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた15戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、明治記念大磯邸園・旧吉田茂邸賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、四扇賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた17戦目は、桜草賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、高麗川特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池谷匠翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池谷匠翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池谷匠翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた21戦目は、五月雨ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池谷匠翔騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、開成町賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた23戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、プレストルーチェにクビ差交わされて2着となった。

7月4日、中2週で迎えた24戦目は、閃光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた25戦目は、烈火賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた26戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた27戦目は、剛勇賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエコロウォーリアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハイネスに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウインラザンツに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月4日、中1週で迎えた31戦目は、C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のクリノブリーゼに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したエコロウォーリアを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5歳（2024年）

3月12日、中9週で迎えた34戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、メイショウカチゴマに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた35戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた36戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。