ソニア（2008年生、母エイシンガンマ）

Sonia

2008.04.15

ソニア（2008年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時9歳）と交配したエイシンガンマが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 ミツ。戦績は、地方7戦2勝。2010年のローレル賞(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川勇から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前川勇から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松沢治によって126万円で落札された。

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2010年）

6月10日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウノクリークに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月29日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2011年）

5月2日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリアライズブラボーに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

5月30日、中3週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。