リアライズブラボー（2008年生、母コウエイカスケード）

リアライズブラボー（2008年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバランスオブゲーム（当時9歳）と交配したコウエイカスケードが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）小田牧場。戦績は、地方13戦4勝2着3回。2011年の黒潮盃(S2)で2着に入った他、2011年の優駿スプリント(S3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、川島るみによって168万円で落札された。

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2010年）

8月27日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセルサスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月4日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の龍珠特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3歳（2011年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、少々速いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシャインスナイパーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の碧空特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエースフォンテンに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月2日、中9週で迎えた6戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったソニアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインザウインドに8馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月16日、中6週で迎えた9戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、オオエライジンに半馬身交わされて2着となった。

12月7日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月11日、中4週で迎えた11戦目は、フレンドリーブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタテヤマキセキに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2013年）

10月25日、約19か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、オパール特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。