シャインスナイパー（2008年生、母ヤマノプログレス）

シャインスナイパー（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時11歳）と交配したヤマノプログレスが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方23戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、槇本牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

10月20日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハーバーネイチャーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

1月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のキョウエイラシアスに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリアライズブラボーに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5歳（2013年）

3月14日、約25か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3七八イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

6月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月30日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C3五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったホウザンエリカに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月20日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6歳（2014年）

1月9日、中4週で迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月4日、中4週で迎えた12戦目は、5歳以上C3十十一（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、フリートイーグルに交わされて1馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3十二十三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3八九ア（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3九十十一（浦和ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3八九ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7歳（2015年）

1月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたリコードーン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月10日、中3週で迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3九十ア（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。