メモリープロット（2002年生、母メモリーベリフア）

メモリープロット（2002年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋構想」。毛色は栗毛。種牡馬のデヒア（当時11歳）と交配したメモリーベリフアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、地方36戦13勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2006年）

9月19日、デビュー戦は松本幸祐騎手を鞍上に据えて、3歳以上D9三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツシンガーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロングプリマドンナに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリキアイサクセスに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノットローズハートに7馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリンセスチケットに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5歳（2007年）

1月10日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストライキングにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミュージックハートに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月26日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上D2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイトロフレームに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D1二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（10戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクリノロマンに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンワードミートに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月28日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレッドアメリカンを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

9月26日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（12戦7勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のシャークモネに3馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月17日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（14戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、イブキシャンフレンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（16戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアグネスアーサーに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

2月27日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（17戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた26戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（18戦9勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチキリイノベートに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月20日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（19戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（20戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったゲイリーミニスターにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた33戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、東海・近畿交流特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた34戦目は、東海・近畿交流特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7歳（2009年）

2月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた35戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月7日、中6週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。