セブンダートオー（2019年生、母ウインガイア）

セブンダートオー（2019年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+砂の王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したウインガイアが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。戦績は、中央平地13戦2勝2着1回、地方6戦2勝2着2回。2023年の中日杯で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月27日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3歳（2022年）

1月10日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のグリーンライズに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月13日、中5週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

6月5日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったジョンソンテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のゲンパチプライドをアタマ差振り切って2勝目を奪取した。

4歳（2023年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に敗れた。

4月22日、中9週で迎えた11戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月2日、中9週で迎えた12戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのいわき特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

9月10日、中9週で迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

2023年9月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、輪島・白米千枚田あぜのきらめき賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルヘリテージに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイロナに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月3日、中3週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、師走スプリント賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったソーラーフレアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

5歳（2024年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、全国の皆さん被災地支援ありがとう特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったオヌシナニモノに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた19戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。