マイネルヘリテージ（2019年生、母ボロブドゥール）

マイネルヘリテージ（2019年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+遺産。母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時10歳）と交配したボロブドゥールが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。2022年のMRO金賞(地方重賞)で2着に入った他、2022年のサラブレッド大賞典(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月18日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

9月26日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月20日、中7週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2022年）

1月23日、中8週で迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた7戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の待ってました!金沢競馬開幕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシングレアを豪快な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3月20日、連闘で迎えた8戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の本田裕一さん福島YEG卒業記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエクメディダイヤを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楽天競馬で石川特産品が当たる!特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアストロロジーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の小舞子海岸特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピリットサントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったイイネイイネイイネに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた18戦目は、ゲームする部協賛ぺっぷ誕生記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッドミラクルに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた20戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（7戦3勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

12月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのノエル賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4歳（2023年）

4月2日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

5月14日、中5週で迎えた23戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた25戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた27戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウインイノセンスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた28戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、輪島・白米千枚田あぜのきらめき賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったセブンダートオーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンゼンデレヤにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた32戦目は、能登波の花賞（金沢ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったショットオブザデイにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた33戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、金沢クリスマスマーケット特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5歳（2024年）

3月17日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、石川の酪農応援特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したフラッグアドミラルに3/4馬身届かず2着となった。

4月2日、中1週で迎えた35戦目は、スマホからポイントで投票!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた36戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬開幕!楽天競馬で楽しもう特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた37戦目は、楽天競馬の特産品プレゼント締切間近!特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。