スピリットサント（2019年生、母スターリットラヴ）

スピリットサント（2019年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「精神+聖なる(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したスターリットラヴが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。主な勝ち鞍は2022年の武田雅史鋼鉄婚式記念(B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸順一から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ニットー商事によって990万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

3歳（2022年）

3月27日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の武田雅史鋼鉄婚式記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のコウユーミライエに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンメモリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマカツハニーに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の菖蒲特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた9戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のタツナミソウ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小舞子海岸特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルヘリテージに交わされて1馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の石崎奉燈祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた13戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登七ツ島賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた14戦目は、「しんちゃん」の大人の小学校記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロジシップに6馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、楽天競馬で石川特産品プレゼント!賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた18戦目は、英次さん厚生労働大臣表彰おめでとう記念（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したハクサンマズルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、楽天競馬でカンタン投票!賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったミュージアムピースに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月22日、連闘で迎えた20戦目は、楽天競馬で石川特産品が当たる!賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、サンウエストウッドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた22戦目は、桜草特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のヴリルエリーゼに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中2週で迎えた23戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク投票賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた24戦目は、OEK×金沢競馬コラボ記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬から楽天ポイントで投票!賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミイヒダンサーを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月16日、連闘で迎えた26戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、SRO記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月23日、中9週で迎えた27戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた28戦目は、ボートレースびわこカップビーナスちゃん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた29戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた30戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

10月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた34戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

5歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた36戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。