ミイヒダンサー（2019年生、母ダイワカリエンテ）

ミイヒダンサー（2019年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のハタノヴァンクール（当時10歳）と交配したダイワカリエンテが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、前迫義幸によって308万円で落札された。

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月19日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（2022年）

2月19日、中8週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

5月28日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月24日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた5戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

2022年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月27日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のホウオウモンスターに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、テンテンの日記念点染テンセイ少女。杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したメイショウナスカを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、吼える赤い獅子丸!還暦記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、☆義仁&美紗紀、結婚式記念杯☆（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィールドノアに3馬身の差をつけて制した。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、リベンジofさがら FFF創業2周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグクロワールに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、居酒屋木場くぼ☆久保大海年商50億記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2023年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、牝馬限定戦の旅立ちを祝う花・エアリーフローラ賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、シュネルンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月21日、連闘で迎えた13戦目は、征哉&元気☆金大卒業記念☆（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したメイショウナスカにアタマ差届かず2着となった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、4.9は県議選!投票に行ってこよう!杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリュウノカリーを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

5月7日、中2週で迎えた16戦目は、楽天競馬から楽天ポイントで投票!賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスピリットサントに3/4馬身届かず2着となった。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、輪島市民まつり賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったホイッスルベイトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた19戦目は、茅の輪くぐり特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、スマホからポイントで投票!楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で米倉知騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、逃げるアルカウンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月30日、中3週で迎えた21戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、等身大パネルと一緒にパシャリ!記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバナナムーンに2馬身の差をつけて制した。

8月8日、連闘で迎えた22戦目は、細江純子さん来場記念賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったクレウーサに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月3日、中3週で迎えた23戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、百万石の極み加賀しずく特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したオーミテンペストにアタマ差届かず2着に惜敗した。

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、移転50周年記念パネル展開始特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲンショウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、最後はホイッスルベイトと並んで3着同着となった。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、いしかわ百万石文化祭2023開幕賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコスモアシュラをハナ差振り切って雨中の大激戦を制した。

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、前迫義幸によって308万円で落札された。

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

11月26日、中5週で迎えた27戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた28戦目は、金沢クリスマスマーケット特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のシンゼンデレヤをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、スマホからポイントで投票!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。