ホウオウモンスター（2019年生、母マウンテンミステリー）

ホウオウモンスター（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+怪物。父名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時10歳）と交配したマウンテンミステリーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金成吉田牧場。主な勝ち鞍は2023年の花嵐賞(一般C11)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田スタッドによって506万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月19日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2022年）

2月12日、中7週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月17日、中6週で迎えた4戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月24日、中9週で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた6戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2022年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月27日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったミイヒダンサーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、川添裕起☆40才記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、ソメットに交わされて1馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた12戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた13戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、C13・C16組C13C16（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったシャイニーメインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C13 C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

1月24日、中1週で迎えた15戦目は、冬将軍賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた17戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパルスレートを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、花嵐賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のブレットプルーフに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、草若葉特別（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月28日、中0週で迎えた21戦目は、等身大パネル掲出記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本一心騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本一心騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフィリウスデイに1馬身半の差をつけて制した。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、吉田川特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本一心騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松本一心騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松本一心騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、妻迎船賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本一心騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、カサブランカ賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンベリルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田スタッドによって506万円で落札された。

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

8月31日、中5週で迎えた28戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、杪夏特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアイファーリーベンに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

9月26日、中1週で迎えた30戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、オータムアタック（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた31戦目は、六連星特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた32戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、オグリカップ記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、サクラソーレに交わされて1馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月6日、中1週で迎えた35戦目は、磨墨短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長江慶悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた36戦目は、中丸啓示記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた37戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般A7 B3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松本一心騎手（9戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた39戦目は、冬の名残特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般A8 B3（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた41戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、LJS笠松ラウンド第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったヨーコマイラヴに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた42戦目は、一般A7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた43戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた44戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた45戦目は、上岡馬頭観音記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。