アイファーリーベン（2019年生、母アイファーアプリル）

アイファーリーベン（2019年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+愛する(独)」。毛色は青毛。種牡馬のアーネストリー（当時14歳）と交配したアイファーアプリルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は加野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦3勝2着11回。主な勝ち鞍は2022年のC級セレクション(一般)。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

5月14日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた3戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝・天使な悪魔オグリメル生誕杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、クリノツッチャンに半馬身交わされて2着となった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアイファーロブストに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のオニユリ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、カンタベリープリマに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルエールに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラウルスをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、月下美人賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた15戦目は、よしキング杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸びを見せたが、伸びてきたポアンカレ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したフーレドロールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月22日、中1週で迎えた19戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったヒナゲシにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた20戦目は、ヒデキアリガトウスポ杯60歳賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた21戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったメイショウトワニに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中0週で迎えた22戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた23戦目は、オリジナルクリアうちわ配布記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（14戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた25戦目は、dela後藤ひなの生誕記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡部誠騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた26戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のランディスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月20日、連闘で迎えた27戦目は、早乙女特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトゥルーグリットにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（18戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（19戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（20戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた31戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（21戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（22戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったホウオウモンスターにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（23戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、エイメイカカンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（24戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のメイクストームを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

5歳（2024年）

2月10日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

2022年6月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。