ホイッスルベイト（2019年生、母アンドトゥモロー）

ホイッスルベイト（2019年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魅力的な女の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したアンドトゥモローが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上進治。主な勝ち鞍は2022年の敏之パパ還暦おめでとう記念(一般C2八)。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、6着に終わった。

4月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宮崎北斗騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月23日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月11日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、馬券が買えるね!ふみやさん祝20歳記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレクレールドパリに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、敏之パパ還暦おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウナスカに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサクセスソングに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクラウドクラスターに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、アンスリウム賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったエムオータイショウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、スマホで投票楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のデルマゴモリーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、冬至特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敦騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2023年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敦騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、4.9は県議選!投票に行ってこよう!杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敦騎手（8戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のティーエスバラに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月7日、中4週で迎えた17戦目は、楽天競馬から楽天ポイントで投票!賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敦騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた18戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイントで馬券を買おう!楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったロジローズに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のミイヒダンサーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月27日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、金沢競馬公式チャンネル特番生配信記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のアイビーゼラニウム賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、杉本がんばれ!負けんなよ!記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（10戦6勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた23戦目は、ショコ壱番屋さん来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（11戦6勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったヤイバに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた24戦目は、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢第2戦（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（12戦6勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のコスモス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（13戦6勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のリパリスをクビ差振り切って8勝目を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（14戦7勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、マカベウスにアタマ差交わされて2着となった。

10月2日、中1週で迎えた27戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（15戦7勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、最後はミイヒダンサーと並んで3着同着となった。

10月30日、中3週で迎えた28戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた29戦目は、イイニクの日能登牛てらおか風舎記念（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（16戦7勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた30戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（17戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた31戦目は、クリスマス特別（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（18戦7勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ミオソフィアにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

5歳（2024年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（19戦7勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた33戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、湖南賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた34戦目は、能登半島地震復興支援特別12（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた35戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、まえれなちゃん生誕祭記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。