マカベウス（2018年生、母ショウリダバンザイ）

マカベウス（2018年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時18歳）と交配したショウリダバンザイが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。2020年の平和賞(S3)に勝利した他、2020年の平和賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、六郎田靖から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、梶本尚嗣によって648万円で落札された。

米谷康秀厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2020年）

7月21日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は487kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレベルマックスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた2戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセブンゴーを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

9月21日、中4週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したアランバローズを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョーロノを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3歳（2021年）

3月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月29日、中4週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦2勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月9日、中5週で迎えた8戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳オープンの芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスセリヒメに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2022年）

1月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、チバテレ盃（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた11戦目は、春告鳥スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月5日、中6週で迎えた12戦目は、スパーキングマイラーズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた13戦目は、端午特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた14戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の五月特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた15戦目は、橘オープン（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5歳（2023年）

2月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた17戦目は、ありがとう酒井忍騎手（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、早春賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた19戦目は、モルガナイト賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた20戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったウインスピリタスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた22戦目は、歓迎!さとう珠緒さん&田倉の予想さん特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた23戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、金沢城鼠多門賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた25戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた26戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るホイッスルベイトをアタマ差だけ差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

10月10日、中2週で迎えた27戦目は、馬券は楽天ポイントで買おう特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスノームーンライトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた28戦目は、ガラスの靴特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月20日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた30戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた31戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6歳（2024年）

2月12日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、田中雄大田中雄大特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた34戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ヤマニンフェリクスに半馬身交わされて2着となった。

3月24日、中1週で迎えた35戦目は、杉村部長退職記念特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモズジャックポットに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月21日、中1週で迎えた37戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、サクラソウ特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。