メイショウハピネス（2004年生、母ダンシングハピネス）

メイショウハピネス（2004年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時8歳）と交配したダンシングハピネスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方32戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の敬老の日特別(一般A3)。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月12日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月4日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武幸四郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武幸四郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3歳（2007年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で武幸四郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた9戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

3月31日、中7週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（8戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた12戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（2008年）

11月16日、約14か月半の休養明けで迎えた13戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、紫式部特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、サフラン特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、ガーベラ特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、高知市長賞（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、福寿草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定地方重賞のクイーンカップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞の福山牝馬特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた20戦目は、鞆・町並ひな祭り特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドイチモンジから2馬身半差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた21戦目は、春蘭特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた22戦目は、チューリップ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、ローズカップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月23日、中2週で迎えた24戦目は、山法師特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた25戦目は、ラベンダー特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた26戦目は、カンナ特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた28戦目は、ハイビスカス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた31戦目は、敬老の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフロントダッシュに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、中2週で迎えた32戦目は、秋祭り特別（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた33戦目は、オータム特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた34戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（15戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた35戦目は、龍河洞特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた36戦目は、冬銀河特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた37戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた38戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、初笑い特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた39戦目は、成人の日特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（18戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた40戦目は、節分草特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた41戦目は、如月特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた42戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、ありがとうYMNダブルO記念（福山ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた43戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、すみれ特別（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた44戦目は、たんぽぽ特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。