ドラゴンツバサ（1998年生、母キーリーヒラク）

ドラゴンツバサ（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のミスタートミカワ（当時11歳）と交配したキーリーヒラクが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宇部義勝。戦績は、地方30戦7勝2着3回。2001年のアラブ王冠(アラ系3歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宇部繁蔵から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

峯田徳三厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

5月15日、デビュー戦は服部大地騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳A2（上山ダート800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた3戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A3（上山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルアスカに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は服部大地騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケーエスカッスルをハナ差制して2勝目を手にした。

12月21日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般A11（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノサチフジに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3歳（2001年）

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーハヤブサに半馬身の差をつけて優勝

2月5日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーハヤブサから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のムツノカズチャンに5馬身の差をつけて優勝

5月1日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のアラブカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエスファントムから半馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月27日、中5週で迎えた24戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエスファントムからクビ差の2着に惜敗した。

7月18日、中2週で迎えた25戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノガッツマンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月1日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、久保河内健騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミカワオイデンをハナ差制して7勝目を手にした。