キミワキミカ（2000年生、母フェアリーブルー）

キミワキミカ（2000年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君はキミカ（女子名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロディザイヤー（当時6歳）と交配したフェアリーブルーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は千曳雅彦。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の春駒特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千曵雅彦から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

及川肇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

7月1日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のエスケイジャガーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのマリーゴールド賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月19日、中8週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の金木犀特別（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の冬苺特別（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったラビットポーズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の若獅子特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月21日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はパークリーマアコと並んで1着同着となった。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の立駿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦2勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（8戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月1日、中9週で迎えた14戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

9月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月3日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、東金特別（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月18日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月9日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた23戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた24戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた25戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、観音岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた26戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、龍ヶ岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた27戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月30日、中3週で迎えた30戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキングブルから7馬身差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキングブルから1馬身差の2着となった。

8月12日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースカイハイに3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、荒尾ふれあい朝市特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月28日、中3週で迎えた36戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた37戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウセイユキムスメから4馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月24日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた42戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。