ワンダーラピデス（2004年生、母ハニーフェアリー）

ワンダーラピデス（2004年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋速い（ポルトガル語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時14歳）と交配したハニーフェアリーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山本信行によって420万円で落札された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2007年）

3月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンムスメから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインプリマからクビ差の2着に甘んじた。

6月5日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月11日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた16戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシイチロマンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた18戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C27（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた22戦目は、一般C27（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2008年）

1月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松島慧騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月12日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた25戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルヴァーホーラーから半馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C26（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般C27（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。