グレースノート（1987年生、母クイングランド）

グレースノート（1987年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のヴアリイフオージユ（当時12歳）と交配したクイングランドが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方19戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

5月12日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったフェイムオブラスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（1991年）

8月17日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

8月25日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた5戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1992年）

4月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントブルースから3/4馬身差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、洪大裕騎手を鞍上に迎えて、太白山賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた21戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた22戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1993年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は高木正喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木正喜騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。