ナリタフラワー（1998年生、母アジヤフラワー）

ナリタフラワー（1998年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナリタブライアン（当時7歳）と交配したアジヤフラワーが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳B3。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑田ファームから「北海道6月当歳市場サラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって1,260万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

11月25日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3歳（2001年）

7月1日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートブラッディから5馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオードシエールに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた12戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野猛騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレミアムキクカから3馬身差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野猛騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野猛騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた32戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は保利良平騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。