ギャラントレディ（2012年生、母シルクアピール）

ギャラントレディ（2012年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勇ましい婦人」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時7歳）と交配したシルクアピールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ホースナインによって157.5万円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

4月18日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5月19日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた4戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ルルマントウショウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカフェシーンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月8日、連闘で馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた11戦目は、八木さん永年勤続三十年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったフェイマスワーズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月17日、中3週で迎えた15戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 45（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

3月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3月22日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた20戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月1日、中0週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた22戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイショウオウケンをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

5月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1六（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた25戦目は、揚げ浜式塩田特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた26戦目は、熊本地震被災地復興支援（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。