ホクラニ（2015年生、母ハルエサン）

Hoku Lani

2015.03.09

ホクラニ（2015年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「きらめく空の星（ハワイ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時17歳）と交配したハルエサンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。主な勝ち鞍は2019年の4歳C3。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2018年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、中7週で迎えた7戦目は、國分祐仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた9戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

4歳（2019年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のファシルマニエに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月28日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、岩手グルメでお腹いっぱい!賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。