一般C2十一十二

レース展開

ツーエムポラリスが集団を引き連れる展開、直後の位置にフランツジョセフが取り付く

ツーエムポラリスがハナを切る恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にフランツジョセフが続く。そのすぐ後ろ、ハードパンチャーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはウインストロベリー。その1馬身後ろ、グランフルールは中団前目。クラコンボイは中団馬群のど真ん中を追走。ケイティノーブルは中団後方の位置取り。シェナノブチは後方4番手で進出の機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはワンダフルワンダー。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはホクラニ。最後尾にヴィヤンシーコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハードパンチャーが出脚の速さを活かした終始前目追走の競馬で久方ぶりの美酒

先頭はツーエムポラリスでリードは1馬身。単独の2番手にハードパンチャーが続く。その直後、フランツジョセフが3番手。1馬身離れて、ヴィヤンシーコが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のツーエムポラリス。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたハードパンチャーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったツーエムポラリスが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したフランツジョセフが入った。そこから1馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のヴィヤンシーコが入線した。