ウインストロベリー（2015年生、母フラウラ）

ウインストロベリー（2015年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+イチゴ」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したフラウラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。2018年のひまわり賞(牝M1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、モリナガファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって723.6万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,500万円（3.75万×400口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月3日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月26日、中9週で迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

3歳（2018年）

1月7日、中5週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月24日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月7日、中5週で迎えた7戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はパルシアと並んで1着同着となった。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のチェリーボンボン賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた10戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシャムゴッドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた12戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシグナに4馬身の差をつけて制した。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンパイヤアーサーに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月23日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（6戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキリフダをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、区界賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のヴァンクルをアタマ差振り切って順当に勝利した。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた19戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、白い聖夜賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

4歳（2019年）

3月28日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた22戦目は、岩手グルメでお腹いっぱい!賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見越彬央騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた24戦目は、岐阜のお肉を食べよう!賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で見越彬央騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見越彬央騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見越彬央騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で見越彬央騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた28戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた31戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR浦和第1戦（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサーストンニケをハナ差振り切って制した。

11月30日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

5歳（2020年）

6月13日、約6か月半の休み明けで迎えた33戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6歳（2021年）

1月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた35戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた36戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、雨水特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた37戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、雪解特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた38戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、春分特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた39戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた40戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。