ミスアルダント（1996年生、母マガロ）

Miss Ardente

1996.05.25

ミスアルダント（1996年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時10歳）と交配したマガロが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

8月8日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったミラクルダムールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノハイジを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（2000年）

9月30日、約13か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下の下総特別（中山芝1200m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

5歳（2001年）

3月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

4月21日、中6週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクールランニングに5馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のニシノサンサンに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（4戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。