クリスタルドラゴン（2006年生、母グリーンセラフィム）

クリスタルドラゴン（2006年5月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「クリスタルの龍」。毛色は青毛。種牡馬のキッケンクリス（当時6歳）と交配したグリーンセラフィムが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月9日、デビュー戦は黒岩悠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3歳（2009年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月17日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスピードジャンボを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャコタンブルーに交わされて5馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグラフィックレディを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた10戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のラジオかなざわ杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。