グランモナーク（2009年生、母パッションダイヤ）

グランモナーク（2009年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大な（仏）帝王」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時19歳）と交配したパッションダイヤが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方35戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2十十一十二。

経歴

デビュー前

渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

8月27日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、サクラゼファーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月13日、中2週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（2013年）

1月22日、中3週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のショウサンジョージに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C2十七 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシルクスローンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のケーキバイキングをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

5歳（2014年）

6月3日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C3七八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ゼンノファーストに交わされて3馬身差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた27戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月25日、中1週で迎えた29戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6歳（2015年）

1月7日、中1週で迎えた32戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3八九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

3月3日、中1週で迎えた35戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一十二十三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。