フジノゲラン（2000年生、母サーパスジル）

経歴

デビュー前

2歳（2002年）

9月11日、デビュー戦は金子正彦騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は411kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジョウテンセレブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のワタヤビクトリーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったジョウテンセレブに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月26日、中5週で迎えた5戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の千両特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウィンターフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したトライアンフトーチを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンハートチャージを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をマークした。

5月23日、中2週で迎えた12戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の朝顔特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩城方元騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岩城方元騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩城方元騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4歳（2004年）

3月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩城方元騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月28日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた24戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩城方元騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1七八（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩城方元騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩城方元騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月16日、中0週で迎えた27戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩城方元騎手（11戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C1四 C2一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩城方元騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。