プレミアムコマチ（2016年生、母トップコマチ）

プレミアムコマチ（2016年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「高級な、価値ある+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したトップコマチが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C2八。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月26日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグランヴィクトリアを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったハウルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のヴィンチェロを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

4歳（2020年）

7月25日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月20日、中7週で迎えた8戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5歳（2021年）

1月17日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの栃尾特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月22日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた18戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの稲光特別（新潟芝1000m 曇/重）に出走。17頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林凌大騎手（5戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

6歳（2022年）

2月6日、中7週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

2022年2月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。