ロマンライター（1991年生、母ベルネスキー）

ロマンライター（1991年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時10歳）と交配したベルネスキーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害22戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月6日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のゴッドプリモを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

7月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古小路重男騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で古小路重男騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1995年）

2月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で古小路重男騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で古小路重男騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は9戦連続で古小路重男騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で古小路重男騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で古小路重男騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は12戦連続で古小路重男騎手（11戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンディクタスに8馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で古小路重男騎手（12戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の京都障害ステークス（秋）（京都障害芝→ダート3170m 雨）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートリーフから約11馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月29日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったザスクープから3馬身半差の2着に敗れた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（1996年）

2月4日、中9週で迎えた28戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は金折知則騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた29戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月17日、中2週で迎えた30戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は古小路重男騎手（13戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた31戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月20日、中2週で迎えた32戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた33戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。