タイコマンダー（2001年生、母タイオラシオン）

タイコマンダー（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時11歳）と交配したタイオラシオンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上D7-3。

経歴

デビュー前

国沢利照厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2005年）

6月21日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は515kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサムシングニューを捕まえ切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラマルゼンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラマルゼンを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D7-3（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオールザラブを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D7-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るグローバルホークを上がり0位の末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で廣瀬航騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で廣瀬航騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で廣瀬航騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で廣瀬航騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D8四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で廣瀬航騎手（12戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。