オールザラブ（2002年生、母ウイルタイムオン）

All the Love

2002.02.14

オールザラブ（2002年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したウイルタイムオンが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）宝寄山牧場。戦績は、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上D7-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、宝寄山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって210万円で落札された。

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

8月24日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の北海道馬主会会長賞（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2005年）

8月2日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F63（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマジュンスイートに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上D7-3（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイコマンダーをハナ差振り切って制した。

4歳（2006年）

4月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインペリアルバイオに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月7日、中4週で迎えた7戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。