インペリアルバイオ（2002年生、母ブリリアントバイオ）

インペリアルバイオ（2002年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時15歳）と交配したブリリアントバイオが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、地方23戦3勝2着10回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D3三。

経歴

デビュー前

山本和之厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2005年）

8月15日、デビュー戦は小谷周平騎手を鞍上に据えて、3歳F63（園田ダート1230m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8-3（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D9四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエンジェルピアス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アポイリニアに交わされて4馬身差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D9三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上D8四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミハヤヒデを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

2月22日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上D9一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D8二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインディアンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセカンドステージを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフィーリングウエイを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオールザラブを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハートランドロックを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンゼリカを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタルトフレーズに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンゼリカを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャグラーに7馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイキスラッガーに5馬身の差をつけて勝利をモノにする