カマラードマリー（2020年生、母サテラノサト）

カマラードマリー（2020年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「仲間(仏)+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のセレスハント（当時15歳）と交配したサテラノサトが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は株式会社サンデーヒルズ。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンデーヒルズから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって726万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月11日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったニーナブランドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

11月20日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のテイエムスイスイをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2023年）

3月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた8戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

2023年8月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、北海道えぞまつ特別1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた13戦目は、門別で10倍!SPAT4（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた14戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ユーチャリス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（2024年）

3月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた16戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のメリヴェイユに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のペイシャムスビに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。