メリヴェイユ（2019年生、母イントゥザストーム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡本真二によって1,540万円で落札された。

3歳（2022年）

1月10日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

7月17日、中6週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のベルベリスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月16日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦1勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4歳（2023年）

1月15日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小林凌大騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌大騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

7月29日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林凌大騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林凌大騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、グットフォーチュンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月2日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林凌大騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

10月28日、中7週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で小林凌大騎手（10戦1勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（2024年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林凌大騎手（11戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

2024年1月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月23日、中9週で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったカマラードマリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。