グットフォーチュン（2019年生、母オービーレディー）

グットフォーチュン（2019年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運、福徳」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したオービーレディーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月27日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

3歳（2022年）

1月30日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月15日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルチアをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月17日、中5週で迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は横山武史騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4歳（2023年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた10戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

8月27日、中7週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメリヴェイユを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて制した。

10月17日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた14戦目は、ミズナラ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月3日、中6週で迎えた15戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5歳（2024年）

2月8日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハートビートレイン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

3月31日、中6週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた17戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

2024年4月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。