ラドランロバール（2002年生、母ユウワプリテイー）

ラドランロバール（2002年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋奪う（ポルトガル語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時16歳）と交配したユウワプリテイーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦2勝2着1回。2004年のアグネスデジタル賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月1日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングサンデーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月9日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーママをクビ差制して初白星を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のベストタイザンをハナ差制して優勝

8月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2005年）

3月18日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず17着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。