ベストタイザン（2002年生、母ベストフルーツ）

ベストタイザン（2002年5月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「最高の『大山』」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時10歳）と交配したベストフルーツが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方78戦29勝2着18回。2007年の園田金盃(地方重賞)に勝利した他、2008年の笠松グランプリ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月10日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユメムゲンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラドランロバールからハナ差の2着に甘んじた。

8月21日、中3週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのトワイニング賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアウスレーゼに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月3日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦2勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

11月18日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホウヨウソウルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月16日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた9戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームザファラオを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を収める

3歳（2005年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハビエルマスターをクビ差振り切って4勝目を手にした。

1月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたグレートステージ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートステージを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた17戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストロングタテヤマにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

2月2日、約8か月の休み明けで迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、東芝ライテック賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウソをクビ差振り切って5勝目をマークした。

3月16日、中3週で迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、カシの木特別（姫路ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビゼンカミカゼにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中6週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた22戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシュンゴウを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビゼンカミカゼに1馬身3/4の差をつけて制した。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドリーズンを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた27戦目は、静御前特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリティスキャンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中5週で迎えた28戦目は、兵庫米特別（姫路ダート1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトーコーカントを半馬身振り切って優勝

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の播磨町新聞の父特別（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のロードバクシンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月9日、中3週で迎えた30戦目は、朝来市岩津ねぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノインディーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

11月23日、中1週で迎えた31戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピットサンデーに5馬身の差をつけて制した。

12月7日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノインディーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた33戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（2007年）

1月25日、中3週で迎えた34戦目は、ハッピー241賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャンストウライに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月14日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦のサンテレビ賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバンブージーコに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

3月21日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた36戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月30日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた37戦目は、ワールド牧場杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグインディに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた38戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタマモビクトリー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーセンノースランに2馬身半の差をつけて優勝

6月28日、中3週で迎えた40戦目は、ラジオ関西しらさぎ特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョイーレに1馬身の差をつけて優勝

9月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた41戦目は、大和牛特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナリタフロンテアーを3/4馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

10月11日、中1週で迎えた42戦目は、淡路国生み特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（12戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプリティスキャンを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月8日、中3週で迎えた43戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（13戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリティスキャンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月6日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（14戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアグネスミステリーをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月26日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（15戦8勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

6歳（2008年）

1月31日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた46戦目は、ハッピー241賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（16戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のラガーリーダーに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月6日、約3か月の休養明けで迎えた47戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で下原理騎手（17戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノアラシに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月29日、中2週で迎えた48戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で下原理騎手（18戦10勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモエレトレジャーに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月26日、中3週で迎えた49戦目は、アーリーサマー特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で下原理騎手（19戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモエレトレジャーに1馬身3/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた50戦目は、おいしいネ兵庫の牛乳もう一本特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で下原理騎手（20戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったアルドラゴンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた51戦目は、姫路カシの木特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で下原理騎手（21戦12勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月3日、中2週で迎えた52戦目は、Jpn1のJBCスプリント（園田ダート1400m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は18戦連続で下原理騎手（22戦12勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた53戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で下原理騎手（23戦12勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマサアンビションを半馬身振り切って勝利数を21に伸ばす

12月25日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた54戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は20戦連続で下原理騎手（24戦13勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7歳（2009年）

1月9日、中1週で迎えた55戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で下原理騎手（25戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るストライクリッチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

1月27日、中2週で迎えた56戦目は、豊岡市「城崎温泉」特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で下原理騎手（26戦14勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るピースプロテクターを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月18日、中2週で迎えた57戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で下原理騎手（27戦15勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタータンフィールズをアタマ差振り切って勝利数を24に伸ばす

3月25日、中4週で迎えた58戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で下原理騎手（28戦16勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた59戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で下原理騎手（29戦16勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングスゾーンを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

5月5日、中2週で迎えた60戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったチャンストウライにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた61戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（30戦17勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサアンビションを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

12月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた62戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（31戦18勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた63戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（32戦18勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8歳（2010年）

1月8日、中1週で迎えた64戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（33戦18勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルドラゴンを半馬身振り切って勝利数を27に伸ばす

2月1日、中2週で迎えた65戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（34戦19勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングスゾーンから半馬身差の2着に敗北した。

9歳（2011年）

2月17日、約12か月半の休養明けで迎えた66戦目は、MBSラジオ1179賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（35戦19勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた67戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（36戦19勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた68戦目は、播州織特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（37戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のテイケイメルベイユを3/4馬身振り切って順当に勝利した。

5月5日、中4週で迎えた69戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（38戦20勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた70戦目は、さわやか特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた71戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの平取義経特別（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた72戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた73戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカゼノコウテイを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月19日、中1週で迎えた74戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた75戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

12月29日、中5週で迎えた76戦目は、酒米の王様山田錦杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（39戦20勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

10歳（2012年）

2月2日、中4週で迎えた77戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 雪/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた78戦目は、太子ひまわり特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた79戦目は、神姫バス杯（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月5日、中3週で迎えた80戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた81戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエーシンエフダンズに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月6日、中5週で迎えた82戦目は、楽天競馬で買いま賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。