第10回 梅見月杯 (地方重賞)

レース展開

サンキンスピーチが端を切る形、そのすぐ後ろを進むキングスゾーン

逃げを打ったのはサンキンスピーチ。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にキングスゾーンが続く。そのすぐ後ろ、ベストタイザンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはムーンバレイ。その1馬身後ろ、カモンネイチャは中団やや前。ノーブルシーズは中団馬群の真ん中付近を追走。タータンフィールズは中団後方の位置。マサアンビションは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはノゾミカイザー。後方2番手の位置で悠々と構えるのはマヤノグレイシー。どん尻にホウライウォニングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

梅見月杯、ベストタイザンが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで勝利数を24に伸ばす

先頭はサンキンスピーチでリードは1馬身。単独の2番手にベストタイザンが続く。そのすぐ後ろ、キングスゾーンが3番手。1馬身離れて、タータンフィールズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたベストタイザンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った9番人気のタータンフィールズをアタマ差で凌ぎ切り勝利を挙げた。2着のタータンフィールズから2馬身差の3着には、逃げ粘ったサンキンスピーチが入った。そこから3馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のキングスゾーンが入線した。2番人気のムーンバレイは中団前目にいたが末脚不発で5着に敗れた。