キングスゾーン（2002年生、母マチスマリン）

キングスゾーン（2002年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王の地」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時7歳）と交配したマチスマリンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は辻和明。戦績は、中央平地7戦0勝、地方114戦34勝2着24回。2006年の彩の国浦和記念(G2)で2着に入った他、2007年のサマーチャンピオン(ハンデJpn3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻和明から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、芹澤精一によって535.5万円で落札された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月8日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月16日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、6着に入り込んだ。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメモリーフロック決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた7戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエプソムフォクシーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

12月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンゴールデンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエプソムブリッジを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本茜騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワンダージェンヌにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

1月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本茜騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のワンダーブレイニーをアタマ差振り切って制した。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本茜騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本茜騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンボリウエストを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本茜騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のローズトルネードをハナ差振り切って5勝目を収める

3月20日、中2週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、清洲城特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シンボリウエストに交わされて3馬身差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本茜騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラトナラジュに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

4月12日、中1週で迎えた17戦目は、里桜特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（9戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シンボリウエストに交わされて1馬身差の2着となった。

4月20日、連闘で迎えた18戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアワフレンドシップを3/4馬身振り切って7勝目を獲得した。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、藤の花特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本茜騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアンディーバローズを半馬身振り切って8勝目を手中に収めた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本茜騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンダイオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月22日、連闘で迎えた21戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本茜騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルンタに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月5日、中1週で迎えた22戦目は、正保町特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本茜騎手（14戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた23戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイヤンナカヤマに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月10日、中2週で迎えた24戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマヤノレハーナに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

7月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のパレスホークをアタマ差振り切って勝利数を13に伸ばす

8月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムーンバレイに交わされて5馬身差の2着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた27戦目は、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（15戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファインスティールを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のルンタを半馬身振り切って勝利数を14に伸ばす

9月26日、中2週で迎えた29戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るケンゴウザンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

10月9日、中1週で迎えた30戦目は、秋の鞍オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマジックスクエアに4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

11月2日、中2週で迎えた31戦目は、G1のJBCマイル（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は山本茜騎手（16戦10勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた32戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（17戦10勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったケイアイミリオンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月20日、中3週で迎えた33戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、G2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月12日、中5週で迎えた35戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月7日、中2週で迎えた36戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月12日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたマサアンビション決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた39戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた40戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、遅いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、メイショウバトラーにアタマ差交わされて2着となった。

7月8日、中5週で迎えた41戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた42戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ルースリンドに交わされて3馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオフィサーをアタマ差振り切って待望の重賞初制覇を果たした。

10月8日、中7週で迎えた44戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた45戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた46戦目は、Jpn2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた47戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6歳（2008年）

1月31日、中4週で迎えた48戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモスパーブに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月20日、中6週で迎えた49戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた50戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のコスモスパーブを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

5月6日、中3週で迎えた51戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた52戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月7日、中5週で迎えた53戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2008 全国選抜（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（12戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた54戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月23日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた55戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた56戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月26日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた57戦目は、Jpn2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた58戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（15戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7歳（2009年）

1月29日、中4週で迎えた59戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（16戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマサアンビションに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月18日、中2週で迎えた60戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（17戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた61戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（18戦4勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた62戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（19戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ベストタイザンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月4日、中2週で迎えた63戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた64戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（21戦4勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた65戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（水沢ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（22戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリュウノキングダムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月16日、中3週で迎えた66戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2009（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（23戦5勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、マルヨフェニックスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月17日、中4週で迎えた67戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（24戦5勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた68戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（25戦5勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた69戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（26戦5勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンラージヒルに1馬身半の差をつけて勝利数を22に伸ばす

11月18日、中4週で迎えた70戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（27戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヒシウォーシイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた71戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で安部幸夫騎手（28戦6勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたルクレルク決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた72戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 雪/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で安部幸夫騎手（29戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、ノゾミカイザーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8歳（2010年）

2月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた73戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で安部幸夫騎手（30戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のベストタイザンに半馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす

2月19日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた74戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で安部幸夫騎手（31戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルアラバンサにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月22日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた75戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で安部幸夫騎手（32戦7勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた76戦目は、房の国オープン（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で安部幸夫騎手（33戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るランキングを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

5月9日、中3週で迎えた77戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で安部幸夫騎手（34戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマルヨフェニックスを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利数を25に伸ばす

5月22日、中1週で迎えた78戦目は、テレビ愛知オープン（京都芝1400m 外回り曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は21戦連続で安部幸夫騎手（35戦9勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた79戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マルヨフェニックスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月15日、中3週で迎えた80戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2010オープン（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（36戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったアルドラゴンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月20日、中4週で迎えた81戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（37戦9勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月26日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた82戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（38戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月29日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた83戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（39戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた84戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（40戦9勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、勝ったマルヨフェニックスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた85戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（41戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のジョインアゲンに2馬身半の差をつけて制した。

9歳（2011年）

1月4日、中3週で迎えた86戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（42戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のシンワコウジをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

2月6日、中4週で迎えた87戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（43戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウガナーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月29日、中6週で迎えた88戦目は、アクアマリンオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（44戦12勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のマルカハンニバルに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月14日、中1週で迎えた89戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（45戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マルカハンニバルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月3日、中2週で迎えた90戦目は、宏将くん綾子さん祝!結婚記念（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（46戦13勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスギノブライアンに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた91戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（47戦14勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた92戦目は、地方重賞の名古屋でら馬スプリント（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（48戦14勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた93戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で安部幸夫騎手（49戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルカハンニバルに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた94戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で安部幸夫騎手（50戦15勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた95戦目は、地方重賞のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で安部幸夫騎手（51戦15勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

11月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた96戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で安部幸夫騎手（52戦15勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月7日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた97戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で安部幸夫騎手（53戦15勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

10歳（2012年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた98戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で安部幸夫騎手（54戦15勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた99戦目は、地方重賞のマイル争覇（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で安部幸夫騎手（55戦15勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた100戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で安部幸夫騎手（56戦15勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ホウライエイブルに半馬身交わされて2着となった。

3月16日、中2週で迎えた101戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた102戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた103戦目は、吉野桜特別（名古屋ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミサキティンバーに1馬身半の差をつけて勝利数を32に伸ばす

5月4日、中1週で迎えた104戦目は、大山桜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノゾミカイザーに半馬身交わされて2着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた105戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、エメラルドオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた106戦目は、ジェイドオープン（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニシノコンサフォスをハナ差振り切って勝利数を33に伸ばす

6月22日、中2週で迎えた107戦目は、地方重賞の名古屋でら馬スプリント（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた108戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた109戦目は、ペリドットオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハートオブストーンにクビ差交わされて2着となった。

8月24日、中1週で迎えた110戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（7戦2勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた111戦目は、ブルーサファイアオープン（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた112戦目は、オパールオープン（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた113戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた114戦目は、カーネリアンオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた115戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルカハンニバルをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた116戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた117戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（10戦3勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた118戦目は、ねこやなぎ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（11戦3勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた119戦目は、コーラルオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた120戦目は、枝垂桜特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（12戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

4月5日、中1週で迎えた121戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。