エイシンゴールデン（2002年生、母Vogue Star）

エイシンゴールデン（2002年2月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの都市名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のWar Chant（当時5歳）と交配したVogue Starが18歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の一般B5。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

6月25日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

7月30日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月8日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジロセイバーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングスゾーンに交わされて1馬身差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた6戦目は、吉村秀遊鬼誕生日記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャンハイラックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、BIGなアキテック賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイトカラノテガミに半馬身交わされて2着となった。

2月9日、中2週で迎えた8戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイランブーケに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、エクセルM騎乗者募集記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビッグワンドリームをハナ差振り切って3勝目をつかんだ。

3月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシインクレデブルに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月19日、中9週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイートボックスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、紅ばら特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェムハーモニーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、CJシリーズ第12戦（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（6戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミツアキトゥーリオを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリアルウィングスに3馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローズアライヴァルに1馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

10月3日、中4週で迎えた18戦目は、陣屋特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスペシャルタイガーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フィールドクラウンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスカイメーテルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で浜口楠彦騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で浜口楠彦騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた23戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で浜口楠彦騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルボンストリークを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って10勝目を達成した。

5歳（2007年）

1月1日、中2週で迎えた24戦目は、ハッピーサンライズ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で浜口楠彦騎手（15戦9勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテーマミュージックを捕まえ切れず、約15馬身差の2着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3 B6（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で浜口楠彦騎手（16戦9勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた26戦目は、岐阜アグリフーズ杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で浜口楠彦騎手（17戦9勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月4日、中9週で迎えた27戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般A4 B3（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた28戦目は、アクア・トトぎふ杯（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月10日、中6週で迎えた29戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、かすみ草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた30戦目は、スポーツニッポン賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた31戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、はまゆう特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた32戦目は、ほおづき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、カンナ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた34戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、すすき特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた35戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた36戦目は、藤袴特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた37戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。