マルヨフェニックス（2004年生、母ビューティーエミ）

マルヨフェニックス（2004年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋不死鳥」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時11歳）と交配したビューティーエミが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は五十嵐牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方48戦20勝2着7回。2007年の黒潮盃(S2)に勝利した他、2009年のスパーキングサマーカップ(A1以下 S3)を制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五十嵐牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2006年）

10月6日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（7）（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリスティンガーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラノロザリオに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトミノダンディに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（2007年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツノショウマを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンタノメガミを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月8日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月4日、中7週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

6月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワイティタッチに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦5勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦5勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェイドロボスに3馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

10月10日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾島徹騎手（10戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノアグリグロに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月15日、中4週で迎えた12戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾島徹騎手（11戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチャンストウライを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた13戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は13戦連続で尾島徹騎手（12戦7勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

4歳（2008年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で尾島徹騎手（13戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月30日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、大山桜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で尾島徹騎手（14戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタケイチマサルに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月25日、中7週で迎えた16戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で尾島徹騎手（15戦8勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月18日、中2週で迎えた17戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で尾島徹騎手（16戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したテキサスイーグルにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で尾島徹騎手（17戦8勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた19戦目は、Jpn1のJBCクラシック（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で尾島徹騎手（18戦8勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で尾島徹騎手（19戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5歳（2009年）

4月16日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で尾島徹騎手（20戦8勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた22戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で尾島徹騎手（21戦8勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で尾島徹騎手（22戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンアクセランに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月24日、中3週で迎えた24戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で尾島徹騎手（23戦9勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2009（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で尾島徹騎手（24戦9勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングスゾーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月19日、中4週で迎えた26戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で尾島徹騎手（25戦10勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のルースリンドを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月8日、中6週で迎えた27戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は27戦連続で尾島徹騎手（26戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモトノに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月3日、中3週で迎えた28戦目は、Jpn1のJBCクラシック（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で尾島徹騎手（27戦12勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6歳（2010年）

1月3日、中8週で迎えた29戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で尾島徹騎手（28戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

2月24日、中6週で迎えた30戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で尾島徹騎手（29戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンアクセランに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月17日、中2週で迎えた31戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で尾島徹騎手（30戦13勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は32戦連続で尾島徹騎手（31戦13勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセンゲンゴローに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月9日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は33戦連続で尾島徹騎手（32戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、キングスゾーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月20日、中5週で迎えた34戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は34戦連続で尾島徹騎手（33戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングスゾーンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を15に伸ばす

10月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた35戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は35戦連続で尾島徹騎手（34戦15勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るソウルスクリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月26日、中5週で迎えた36戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は36戦連続で尾島徹騎手（35戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキングスゾーンに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7歳（2011年）

1月3日、中4週で迎えた37戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は37戦連続で尾島徹騎手（36戦17勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月11日、中5週で迎えた38戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は38戦連続で尾島徹騎手（37戦17勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は39戦連続で尾島徹騎手（38戦17勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレッドゾーンに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月14日、中4週で迎えた40戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は40戦連続で尾島徹騎手（39戦18勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、約8か月半の休み明けで迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は41戦連続で尾島徹騎手（40戦18勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、エイシンフレンチに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8歳（2012年）

2月23日、中7週で迎えた42戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は42戦連続で尾島徹騎手（41戦18勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた43戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は43戦連続で尾島徹騎手（42戦18勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、勝ったパーフェクトランにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた44戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は44戦連続で尾島徹騎手（43戦18勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月4日、中6週で迎えた45戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は45戦連続で尾島徹騎手（44戦18勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラダイキチに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月10日、中4週で迎えた46戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は46戦連続で尾島徹騎手（45戦18勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた47戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は47戦連続で尾島徹騎手（46戦18勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャングルスマイルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

9歳（2013年）

4月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた48戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は48戦連続で尾島徹騎手（47戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るピュアストーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて順当に勝利した。

5月12日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた49戦目は、地方重賞のシアンモア記念（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は49戦連続で尾島徹騎手（48戦20勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。