ヒシウォーシイ（2005年生、母サンハリエット）

ヒシウォーシイ（2005年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋名士、立派な人」。毛色は栃栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したサンハリエットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方45戦31勝2着2回。2010年、2011年とオグリキャップ記念(地方重賞)を連覇した他、2008年の東海ダービー(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、阿部雅一郎によって2,625万円で落札された。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月13日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセレクトケアフリーに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルゼーゲンに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウィンクビームに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセントオマールに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったウイニングヒロオーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハンサムケンタに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグラスゴーロックに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（6戦6勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のノゾミカイザーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

7月9日、中4週で迎えた11戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（7戦7勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月4日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンペガサスに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月10日、中2週で迎えた15戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦8勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞の新春盃（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（11戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

2月2日、中4週で迎えた17戦目は、ノースポール特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（12戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールデンペガサスに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月19日、中1週で迎えた18戦目は、スノーフレーク特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（13戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレインボーダイチに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、黄梅特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（14戦10勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドリームアプローチに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月30日、中3週で迎えた20戦目は、コーラルオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のサチコゴージャスを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月16日、中1週で迎えた21戦目は、山桜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（16戦12勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレオマジックに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月4日、中2週で迎えた22戦目は、ジェイドオープン（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（17戦13勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマサアンビションにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗れた。

9月18日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、JBCカウントダウン46グリーンサファイ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（18戦13勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた24戦目は、HBA日高軽種馬農業協同組合協賛ブルーサ（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた25戦目は、オパール特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のケイウンヘイローに2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

11月18日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングスゾーンに4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

12月23日、中4週で迎えた27戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 小雨/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（19戦13勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5歳（2010年）

1月14日、中2週で迎えた28戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（20戦13勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた29戦目は、フローライトオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（21戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた30戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた31戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（22戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンアクセランに5馬身の差をつけて制した。

4月9日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞のスプリング争覇（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（23戦14勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のエーシンアクセランに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4月29日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（24戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルマニセスに1馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

5月28日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（25戦16勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズノマグマに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月28日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の西日本グランプリ（福山ダート2250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（26戦17勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルマニセスに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（27戦18勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のトミノダンディをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月29日、中4週で迎えた37戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（28戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンアクセランに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月19日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（29戦20勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマルカハンニバルを半馬身振り切って貫禄の8連勝を決めた。

12月9日、中2週で迎えた39戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（30戦21勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノゾミカイザーに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

12月31日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（31戦22勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルアラバンサに2馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

6歳（2011年）

1月21日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（32戦23勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンアクセランに5馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

2月24日、中4週で迎えた42戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（33戦24勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のノゾミカイザーに4馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

3月21日、中3週で迎えた43戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で岡部誠騎手（34戦25勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた44戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡部誠騎手（35戦25勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルアラバンサに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月23日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞の西日本グランプリ（福山ダート2250m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で岡部誠騎手（36戦26勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタブラックに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月23日、中3週で迎えた46戦目は、合歓の木特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で岡部誠騎手（37戦27勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイアイカルディナに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた47戦目は、ブルーサファイアオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で岡部誠騎手（38戦28勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマルカハンニバルに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。