第38回 東海ダービー (地方重賞)

レース展開

サチコゴージャスが先陣を切る展開、そのあとに続くグラスゴーロック

ハナを切ったのはサチコゴージャス。後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にグラスゴーロックが続く。そのすぐ後ろ、ヒシウォーシイが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマイミカプリンセス。その1馬身後ろ、ハンサムケンタは中団前め。シンプウライアンは中団馬群の真ん中あたりを追走。イーストミーは中団後方の位置取り。その直後、ノゾミカイザーが8番手。シンコーセヴンは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはクロスウォーター。後方2番手の位置で悠然と構えるのはノーブルシーズ。最後方にマイネルハーデスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東海ダービー、ヒシウォーシイが勝負根性を発揮してゴール手前の横並びの激戦を辛うじて制す

先頭はサチコゴージャスでリードは1馬身。単独の2番手にヒシウォーシイが続く。そのすぐ後ろ、マイミカプリンセスが3番手。1馬身離れて、クロスウォーターが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたヒシウォーシイがひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったノゾミカイザーをハナ差で抑え込み勝利を決めた。2着のノゾミカイザーからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から鮮やかな末脚を披露した1番人気のクロスウォーターが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、逃げ粘ったサチコゴージャスが入線した。