ウイニングヒロオー（2005年生、母オリビアハート）

ウイニングヒロオー（2005年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋家族名より＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時16歳）と交配したオリビアハートが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内坂本牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の名古屋チャレンジカップシナモン賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内坂本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、静内坂本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、杉元四男によって273万円で落札された。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月4日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアキノジャブを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月12日、連闘で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

3歳（2008年）

3月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヒシウォーシイに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

4歳（2009年）

2月7日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

4月25日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、木曽川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

8月1日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月4日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた22戦目は、師走特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月7日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた26戦目は、長崎街道大村宿賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた27戦目は、弥生特別（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は権藤学騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた28戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた29戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、JNB協賛シリーズ阿蘇高岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた30戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中5週で迎えた31戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、俵山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。