ルンタ（2002年生、母ウェディングピアス）

ルンタ（2002年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブロッコ（当時11歳）と交配したウェディングピアスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘万明。戦績は、地方37戦10勝2着8回。2006年のゴールド争覇(地方重賞)で2着に入った他、2005年の新春ペガサスカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中敏和厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

10月22日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサファイアホーラーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、中5週で迎えた2戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の南陽大橋特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2005年）

1月3日、中4週で迎えた3戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミガヨオーから2馬身半差の2着に敗北した。

2月16日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の大須観音特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中8週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の鶴舞公園特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋まつり花バス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガッツホーラーに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のアトラスオオカブト特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の弥富金魚特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカネローマンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

9月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のグッバイモリゾー&キッコロ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴィエントバイラーに3馬身の差をつけて制した。

10月18日、中2週で迎えた12戦目は、多度大社神馬会錦山号賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウハヤテに4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

11月14日、中3週で迎えた13戦目は、静岡県畜産特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデスペハードに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月9日、中3週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ターコイズオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたストロングライフ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2006年）

1月4日、中3週で迎えた15戦目は、一般B1（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレースフルタイムに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（13戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒシバトルを上がり0位の末脚で半馬身差し切って休養明けの一戦をモノにした。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングスゾーンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた18戦目は、ヒメジオン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（15戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルパティシエに1馬身半の差をつけて9勝目を獲得した。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングスゾーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネフォクシーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、中3週で迎えた21戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、キンモクセイ特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた22戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月21日、中4週で迎えた23戦目は、クリスマスツリー特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ地方重賞の新春盃（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクィーンロマンスを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた25戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた26戦目は、ムスカリー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月20日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた28戦目は、新緑特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、麦秋特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月15日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、友彦誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したジーンジニーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6歳（2008年）

1月15日、中3週で迎えた33戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（16戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた34戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したテラノハイリーフを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月5日、中3週で迎えた35戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた37戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタカホークに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。