テラノハイリーフ（2002年生、母クールレジエーロ）

テラノハイリーフ（2002年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時18歳）と交配したクールレジエーロが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋耀代。戦績は、地方38戦15勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年のなでしこ特別(一般B8)。

経歴

デビュー前

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

10月7日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、トウカイマンボに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

8月17日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ヴィーナスキャットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

5月2日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ご当地馬ぐるみ化祈願記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート800m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウタンドルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノスターダムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C17（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイスフリートに約15馬身の大差をつけて2勝目をマークした。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタガノスターダムに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイニングラッセンに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、アトラスオオカブト特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズカトップガンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月6日、中3週で迎えた11戦目は、ホウセンカ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウライスズランに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月26日、中2週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノサンサンに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイガートシイエーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2007年）

3月6日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、なっくん&みかちん結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルバスビーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月18日、中3週で迎えた16戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーフロックに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、シンメイスイフトに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクロビカリを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、初霜特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた21戦目は、師走特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ホウライミサイルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、ナムラキャラバンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のルンタに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月3日、中3週で迎えた24戦目は、うお座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（12戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（13戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウアポロンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月25日、連闘で迎えた26戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（14戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴイグランプリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月5日、中5週で迎えた27戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（16戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（17戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウガラシャを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月25日、中2週で迎えた30戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、蟹座特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（18戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマコトタイセイに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

8月5日、中2週で迎えた32戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、獅子座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（19戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月2日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた34戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた35戦目は、鷲座特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた37戦目は、子馬座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた38戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（20戦12勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。