シンメイスイフト（2003年生、母ユウキハッピー）

シンメイスイフト（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時9歳）と交配したユウキハッピーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方40戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、目黒牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

竹地正樹厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2005年）

10月7日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は465kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンスピリットに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーブランドに4馬身の差をつけて優勝

12月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の白鳥橋特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月29日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦のカンヒ桜特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の鶴舞公園特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は倉地学騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のアジサイ特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のみなと祭り特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアントワープ港特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオペラシホウをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のオウゴンオニクワガタ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセンゲンゴローを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月28日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦の孔雀草特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコホウサンデーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の浜菊特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オペラシホウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイーストローレルに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスリーインディに4馬身の差をつけて優勝

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、定光寺特別（名古屋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンラブリーに3馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

4歳（2007年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルブツクロフネを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

2月4日、中2週で迎えた24戦目は、メルマガ2n3・jPカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（14戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワタリアンバーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月5日、中1週で迎えた26戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた27戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、輝け一樹大王誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（16戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サンキンツヨシに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（17戦6勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリーフォートランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

4月30日、中1週で迎えた30戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（18戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテラノハイリーフを驚異的な末脚で半馬身差し切って順当に勝利した。

5月25日、中3週で迎えた31戦目は、麦秋特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は倉地学騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた32戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた33戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（19戦8勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月25日、中4週で迎えた34戦目は、ロサンゼルス港特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（20戦8勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月19日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、すすき特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（21戦8勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた36戦目は、神無月特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた37戦目は、子馬座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月26日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、第4戦シルバーブーツ賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた39戦目は、静岡県畜産振興特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた40戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、射手座特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた41戦目は、アンドロメダ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（22戦8勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。