ピースプロテクター（2003年生、母ダンジグダンザグ）

ピースプロテクター（2003年2月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「世界平和とともに発展する競馬界の代表馬となるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時5歳）と交配したダンジグダンザグが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、地方67戦15勝2着9回。2008年の園田フレンドリーカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、ジョイレースホースによって2,572.5万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月19日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったシゲルユウボウカブに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

7月22日、中4週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のグリューエントに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月29日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったプルミエールマルクに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

2月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6月30日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

8月29日、中8週で迎えた15戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、シャープブローにハナ差交わされて2着となった。

12月5日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のダンシングパールに3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で平岩潤一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

5歳（2008年）

1月22日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平岩潤一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローレルホープマンに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手にした。

2月12日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平岩潤一騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったコスモニッキーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月20日、連闘で迎えた23戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平岩潤一騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず最後はプレーザヒーローと並んで5着同着となった。

3月19日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオオエヘイローに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4月9日、中2週で迎えた25戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、加古川特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたスナークエベレスト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したハタノプラウドに半馬身届かず2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた27戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のゴールドアランをハナ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

5月29日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上（姫路ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドディオを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、夢前川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた31戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のプルーヴドメリトをクビ差振り切って7勝目を獲得した。

11月27日、中4週で迎えた32戦目は、ラジオ関西賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のドリカムジャガーに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

12月11日、中1週で迎えた33戦目は、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のNew Year スプリントカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るノーモアウオーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

1月27日、中3週で迎えた35戦目は、豊岡市「城崎温泉」特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は平岩潤一騎手（14戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ベストタイザンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中2週で迎えた36戦目は、小野市白雲谷温泉「ゆぴか」特別（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（15戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた37戦目は、ラジオ大阪『ほんまもん!原田年晴です』賞（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた38戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（17戦5勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた39戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（18戦5勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた40戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で平岩潤一騎手（19戦5勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平岩潤一騎手（20戦5勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケイティショウグンに4馬身の差をつけて制した。

11月12日、中3週で迎えた42戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で平岩潤一騎手（21戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた43戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7歳（2010年）

4月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた44戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は平岩潤一騎手（22戦6勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、エンタノメガミに半馬身交わされて2着となった。

4月21日、中1週で迎えた45戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（23戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上A1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（24戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミサトタッチを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

5月27日、中2週で迎えた47戦目は、さよう特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（25戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバンブーエルトリに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月1日、中4週で迎えた48戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（26戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

9月9日、中9週で迎えた49戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平岩潤一騎手（27戦8勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアリューバニヤンに5馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

10月7日、中3週で迎えた50戦目は、ならヤマトポーク特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平岩潤一騎手（28戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた51戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で平岩潤一騎手（29戦9勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた52戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウノチャンプに1馬身半の差をつけて優勝

12月9日、中3週で迎えた53戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

8歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた54戦目は、初夢特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピイエフドルチェをクビ差振り切って制した。

2月3日、中4週で迎えた55戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（30戦9勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

2月17日、中1週で迎えた56戦目は、MBSラジオ1179賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（31戦9勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた57戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（32戦9勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた58戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したライフチェンジにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5月12日、中3週で迎えた59戦目は、”全国花のまちづくり三田大会”記念特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったサワノファインに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月9日、中3週で迎えた60戦目は、スカパー!255（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（33戦9勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた61戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（10戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月31日、中9週で迎えた62戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（34戦9勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた63戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（35戦9勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた64戦目は、大和なでしこ卵特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（36戦9勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた65戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で買いま賞（園田ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた66戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、日本盛カップ（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた67戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた68戦目は、神崎川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた69戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた70戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、宝塚特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた71戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

2月29日、中3週で迎えた72戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた73戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、スプリングウインド特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた74戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（11戦4勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマンボビーンを3/4馬身捉え切れず2着となった。

5月23日、中3週で迎えた75戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、さわやか特別（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた76戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた77戦目は、あわ神・あわ姫結婚記念特別（姫路ダート1500m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモエレトレジャーに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月23日、中5週で迎えた78戦目は、小野ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた79戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた80戦目は、夢前川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた81戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。