クリスクリングル（2010年生、母クリムゾンクローバ）

クリスクリングル（2010年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サンタクロース。優勝をプレゼントして」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したクリムゾンクローバが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったカラダエーピーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のジョージジョージに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

12月16日、中8週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3歳（2013年）

1月6日、中2週で迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた11戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサマリンバに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2014年）

6月7日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、青富士ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月5日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた15戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月25日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた17戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。