インターランチャー（1992年生、母ケイシユウサザンカ）

インターランチャー（1992年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンフイールド（当時13歳）と交配したケイシユウサザンカが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方34戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2-2。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月5日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

1月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

11月5日、中7週で馬体重を前走から37kg戻して迎えた12戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスグレードから4馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

1月4日、中0週で迎えた16戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックマレットから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリコンチェルトに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウセイリュウに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中7週で迎えた25戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスマジックに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた27戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた28戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（4戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（5戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンブラボーから半馬身差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた33戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1997年）

1月8日、中1週で迎えた34戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（14戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた41戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（15戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。